「旧知事公舎跡地石積擁壁改修工事」が完成しました。
「旧知事公舎跡地石積擁壁改修工事」が完成しました。
工事概要
施工延長 L=198m
掘削 V=420m3
落石防止網 A=453m2
U型側溝 L=144m
擬木塀 L=137m
転落防止柵 L=79m
着工前です。
旧知事公舎跡地の石積擁壁の経年劣化による崩落等の防止工事を行います。
石積上部の掘削やコンクリート擁壁撤去のための土留を大型土のうで行いました。
現道に設置するため、作業期間の1カ月程度、終日片側交互通行となります。
石積上部の土砂を掘削し、載荷重を少なくしました。
掘削法面には植生マットを設置し、降雨による浸食等を防止します。
掘削箇所の法肩にはU型側溝も設置しました。
地震等による石積崩壊時にも、落石が道路の通行を妨げないように、ワイヤーと金網で落石を受け止める網を全面に設置しました。
瑠璃光寺五重塔などの観光名所に近いため、景観に考慮し、金網の色はダークブラウンとなりました。
旧知事公舎跡地の県庁職員駐車場周りに、目隠しフェンスとして擬木塀を設置しました。
ここまで長い延長で設置することは稀なので、通り、高さの調整には細心の注意を払い施工しました。
景観にも溶け込んでいると思います。
完成です。
県庁敷地内で観光名所に近いこともあり、交通規制、景観への配慮等大変でしたが、無事完成しました。